「自分に合った動画編集アプリを探しているけれど、どれを選んだらいいかわからない」
「無料でも多機能な動画編集アプリを知りたい」
YouTubeやInstagram、TikTokといったプラットフォームで、誰でもカンタンに自分の動画を世界へ向けて発信できる時代になりました。
そして今、便利な動画編集アプリが次々と生まれています。
しかし、さすがに数が多すぎて、どのアプリを選べばよいかわかりにくくなってきました・・・。
そこでこの記事では、動画制作の仕事も手がけるマーケティング会社ウェブライダーのメンバーが、プロの視点から、オススメの動画アプリを10個ご紹介。
直感的なインターフェイスが便利な「InShot」、プロフェッショナルな機能を手軽に使える「Adobe Premiere Rush」、動画だけでなく画像もつくれる「Adobe Express」をはじめ、初心者からプロまで満足できるおすすめアプリを10個厳選しました。
動画編集アプリ選びに迷える方々の助けになれれば幸いです。
- 当記事で扱っている情報は、2024年10月時点の自社調査によるものです。
- サイトの製品紹介エリアにおける、製品ページへのリンクの一部は、アフィリエイト広告を利用しており、アフィリエイト広告での収益をサイトの運営費・商品の調査費に充てさせていただいております。
- 動画編集アプリを選ぶ際の7つのチェックリスト
- オススメの動画編集アプリ 10選
- 【CapCut】流行のエフェクトやデザインを使いたいなら
- 【InShot】直感的なインターフェイスが便利
- 【Adobe Premiere Rush】プロフェッショナルな機能を手軽に使える
- 【Adobe Express】動画だけでなく画像もつくれる万能アプリ
- 【Filmora】AIの力で初心者でもカンタンに動画を作成
- 【KineMaster】プロクオリティの動画編集をしたいなら
- 【Promeo】PR担当者やマーケターに人気の動画編集アプリ
- 【Quik】アクションカメラで撮影された動画編集が得意
- 【Canva】おしゃれなテンプレートが豊富
- 【PowerDirector】長尺動画の編集にも強い硬派なアプリ
今回の記事は、ウェブライダーの動画制作メンバーを中心に、皆で意見を出し合いながらつくりました。
以下の表は、アプリを調査する過程で作成したものです。
どのアプリにもそれぞれの良さや個性があり、調査にはとても時間がかかりました。
動画編集アプリを選ぶ際の7つのポイント
10個のオススメアプリを紹介する前に、まずは動画編集アプリを選ぶ際に知っておくべきポイントをお教えします。
動画編集アプリを選ぶ際は、まずは以下の7つのポイントを押さえておけば、失敗することはありません。
1.商用利用は可能か?
個人で楽しむ場合は問題ありませんが、動画編集をビジネスとして行う場合は、商用利用が可能なアプリを選ぶ必要があります。
アプリによっては、商用利用が不可の素材があったり、無料版のみ商用利用がNGというケースもあるため、利用規約を事前に確認しましょう。
本記事では、あとで紹介する比較表にて、各アプリの商用利用の可否についてまとめています。
2.無料でどこまでの機能が使えるか?
無料版では機能に制限があることが多く、無料版を使いたい場合には、自分がおこないたい動画編集ができるかどうかを確認しましょう。
たとえば、無料版では15分以下の動画しか編集できない、書き出した動画にウォーターマークが表示される、4K動画の書き出しには課金が必要など、アプリによってさまざまな制約があるため注意しましょう。
3.求めている機能が備わっているか?
作りたい動画のジャンルにあわせて、必要な機能を整理しておきましょう。
たとえば、YouTuberのようにカメラに向かって話す動画を作る場合は、テロップ機能が充実しているアプリがオススメです。
また、フォントの種類が豊富だとテロップの演出にこだわれますし、高精度な自動文字起こし機能があると、編集作業が楽になります。
「Adobe Premiere Rush(アドビ プレミア ラッシュ)」や「Adobe Express(アドビ エクスプレス)」はバラエティ豊かなフォントが集まった「Adobe Fonts」を使えるため、テロップの多い動画作成において強みを発揮します。
TikTokやInstagram用の動画を作る場合は、おしゃれなエフェクトやBGM素材が豊富なアプリを選ぶとよいでしょう。
4.編集可能な動画の長さは問題ないか?
アプリによって編集できる動画の長さが異なるため、長時間の動画を編集する場合は注意が必要です。
アプリによっては、アプリ内課金で長さの制限を解除できる場合もあるため、必要に応じて検討してください。
また、「Quick(クイック)」のようにそもそもアプリ内の機能が長尺動画の編集に適したものではないケースもあります。
5.SNSとの連携機能はあるか?
動画をSNSに投稿する場合、通常はアプリ上で動画を作成したあとで、SNSアプリから投稿する流れになります。
しかし、一部のアプリでは、編集後にアプリ内からそのままYouTubeやTikTokに投稿できます。
投稿までの手間を省けるため、SNSとの連携機能があるかどうかもチェックしておきましょう。
6.機能の使い方など知りたい情報が見つかりやすいか?
操作に迷ったときや、使い方がわからない場合、ネット検索ですぐに解決できるかどうかも重要です。
運営企業が作成したマニュアルだけでなく、ほかのユーザーがYouTUbeなどに解説動画をアップしているかどうかをチェックしましょう。
本記事では、比較的多くの解説動画がアップされているアプリに絞っています。
7.運営企業の信頼性やサポート体制は大丈夫か?
どれだけ便利なアプリであっても、運営企業を本当に信頼できるかどうか注意しましょう。
あなたの動画の内容をAIが勝手に学習していたり、知らず知らずの間に個人情報が漏れてしまっていたりするケースがあります。
セキュリティリスクが怖い時代だけに、運営企業の信頼性も加味しながらアプリを選んでください。
本記事では各アプリを運営している企業についても紹介しています。
選び方のポイントを確認したところで、いよいよ具体的なアプリをチェックしていきましょう。
オススメの動画編集アプリ 10選
ではここからは、私たちがオススメする10個の動画編集アプリをご紹介します。
紹介するにあたり、各アプリを20点満点中のオススメ度で評価しました。
20点満点は「操作性」「機能の豊富さ」「素材の豊富さ」「安全性」の4項目の評価を合計したもの。
なかでも「安全性」は、利用規約に書かれた内容の安心感や、運営企業が有名かどうかなどを考慮して評価した指標となっていますので、ぜひ参考にしてください。
動画編集アプリ名 | 無料版 | 有料版 | 動作環境 | 商用利用 | 総合得点 | 操作性 | 機能の 豊富さ |
素材の 豊富さ |
安全性 | 提供形態 | ツールの特徴 | 自動編集機能 | 提供会社名 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1.CapCut (キャップカット) |
あり | 1ヶ月のみ:1,350円 (自動更新なし) 月額:1,080円 年額:5,400円 |
iOS Android Web |
△ 商用不可の 素材あり |
★16 | ★4 | ★4 | ★5 | ★3 | インストール クラウド |
TikTokを運営するByteDanceが提供。 SNS向けのショート動画編集に特化。 |
なし | Bytedance |
2.InShot (インショット) |
あり | 月額:600円 年額:2,200円 |
iOS Android |
△ 商用不可の 素材あり |
★16 | ★4 | ★4 | ★5 | ★3 | インストール | 直感的なインターフェースをもつ人気の無料動画編集アプリ。 InstagramやTikTokなどのSNS向け動画に強い。 |
なし | InShot Inc. |
3.Adobe Premiere Rush (アドビ プレミア ラッシュ) |
あり | 月額:540円 年額:3,720円 |
iOS Android Web |
〇 | ★15 | ★3 | ★4 | ★3 | ★5 | インストール | プロフェッショナルな編集機能をモバイルで使える。 Adobe Premiere(アドビ プレミア)の機能限定版。 Adobe社はAI活用の指針をしっかりと表明している。 |
なし | Adobe |
4.Adobe Express (アドビ エクスプレス) |
あり | 月額:1,180円 | iOS Android Web |
〇 | ★16 | ★3 | ★3 | ★5 | ★5 | インストール クラウド |
動画編集だけでなく、グラフィックデザインやWebコンテンツ制作にも対応。 素材サイト「Adobe Stock」やフォントサービス「Adobe Fonts」との連携が強力。 Adobe社はAI活用の指針をしっかりと表明している。 |
なし | Adobe |
5.Filmora (フィモーラ) |
あり | 月額:1,249円 年額:6,299円 買い切り:6,644円 |
iOS Android Web |
△ 無料版は 商用不可 |
★15 | ★4 | ★4 | ★4 | ★3 | インストール | 最初から使えるテンプレートやエフェクトが多い。 初心者でも魅力的な動画を簡単に作成可能。 |
なし | Wondershare |
6.KineMaster (キネマスター) |
あり | 月額:1,000円 年額:5,000円 |
iOS Android |
〇 | ★15 | ★3 | ★5 | ★4 | ★3 | インストール | レイヤー編集や高度なトランジション、カラー補正などのプロ機能が使える。 モバイルアプリだが高機能。 |
なし | KineMaster Corporation |
7.Promeo (プロメオ) |
あり | 月額:1,300円 年額:5,000円 |
iOS Android |
〇 | ★14 | ★5 | ★2 | ★4 | ★3 | インストール | テンプレートベースでの動画編集に強みをもつ。 とくにSNSや広告用の動画作成に適している。 |
なし | CyberLink |
8.Quik (クイック) |
あり | ●Quikプラン 年額:1,080円 ●Premiumプラン 月額:600円 年額:6,000円 |
iOS Android |
〇 | ★14 | ★5 | ★2 | ★3 | ★4 | インストール | アクションカメラで有名なGoProが提供するアプリ。 アクションカメラで撮影された動画編集に強い。 |
あり | GoPro |
9.Canva (キャンバ) |
あり | 月額:1,180円 年額:11,800円 |
iOS Android Web |
〇 | ★14 | ★3 | ★3 | ★4 | ★4 | インストール クラウド |
動画編集だけでなく、グラフィックデザインやWebコンテンツ制作にも対応。 オシャレなテンプレートが多い。 |
なし | Canva Pty Ltd |
10.PowerDirector (パワーディレクター) |
あり | 月額:550円 3か月:1,080円 年額:3,800円 |
iOS Android Web |
〇 | ★14 | ★3 | ★4 | ★4 | ★3 | インストール | デスクトップ並みの編集機能をもつ。 とくにクロマキー、4K編集、速度調整といった機能が充実。 |
なし | CyberLink |
1.【CapCut】流行のエフェクトやデザインを使えるアプリ
CapCutは、TikTokを運営するByteDanceが提供する無料の動画編集アプリです。
とくにSNS向けのショート動画制作に適しており、初心者でもカンタンに使えるインターフェースが魅力です。
また、TikTokで流行っているエフェクトやテンプレートが多く、トレンドに合わせた動画をつくりやすいのもGood。
無料版を使っていたとしても、動画に透かしが入らないため、多くのユーザーからの支持を集めています。
ただ、CapCutは利用規約に注意が必要で、CapCut内で作成した動画がCapCutの運営会社や第三者に使われる可能性があります。
無料プラン | あり |
---|---|
有料プラン | 1ヶ月プラン買い切り:1,350円 月額:1,080円 年額:5,400円 |
動作環境 | iOS、Android、Web |
商用利用 | △商用利用不可の素材あり |
有料プランの メリット |
|
総合得点 | 16/20(操作性:4、機能の豊富さ:4、素材の豊富さ:5、安全性:3) |
提供会社名 | ByteDance |
「CapCut」に関するネットのクチコミ
- ポジティブな意見
-
- TikTokで流行っているエフェクトやテンプレートが多く、トレンドに合わせた動画を作りやすい
- TikTokと連携すれば、TikTok上で保存した楽曲を使える
- 無料版でも、動画に透かしが入らないのがうれしい
- ネガティブ寄りの意見
-
- 商用利用できない素材がアプリ内にある
- CapCut内で作成した動画が、CapCutや第三者に使われる可能性がある
- 長時間の動画の書き出し時にエラーが起こる場合がある
以下の動画では、CapCutの基本操作方法がわかりやすく解説されています。
2.【InShot】直感的なインターフェイスが便利
続いて紹介するのは、直感的なインターフェースをもつ「InShot」。
初心者に優しいだけでなく、無料版でも4K画質の動画書き出しができる数少ないアプリです。
基本的な機能が一通り揃っているだけでなく、選べるキャンバスサイズ(動画の幅や高さの組み合わせ)が多いため、色々なメディアに最適化した動画をつくれます。
ただ、無料版の場合、新しいフォントをひとつダウンロードするたびに広告の視聴が必要になるなど、広告が多く表示されることにイライラするかもしれません。(有料版にアップグレードすれば広告の表示は無くなります)
無料プラン | あり |
---|---|
有料プラン | 月額:600円 年額:2,200円 |
動作環境 | iOS、Android |
商用利用 | △商用利用不可の素材あり |
有料プランの メリット |
|
総合得点 | 16/20(操作性:4、機能の豊富さ:4、素材の豊富さ:5、安全性:3) |
提供会社名 | InShot Inc. |
「InShot」に関するネットのクチコミ
- ポジティブな意見
-
- 無料版でも4Kの書き出しができる数少ないアプリ
- 選べるキャンバスサイズ(動画の幅や高さの組み合わせ)が多いので、色々なメディアに合わせて動画をつくれる
- アプリ内のヘルプページが充実しているので、わからないことを検索したり、解説動画を見る手間が省ける
- ネガティブ寄りの意見
-
- 新しいフォントをひとつダウンロードするたびに広告の視聴が必要
- マルチトラック編集ができないのが不便
- PIP(ピクチャーインピクチャー)の機能が不安定
以下の動画では、InShotについて、タイムラインの基本的な操作から文字・音楽の入れ方まで、わかりやすく解説されています。
3.【Adobe Premiere Rush】プロフェッショナルな機能を手軽に使える
Adobe Premiere Rushは、多くの動画クリエイターやYouTubeも愛用するAdobe Premiere Pro譲りのプロフェッショナルな編集機能をシンプルにし、モバイルでスピーディに動画を編集できるようにしたアプリです。
基本的な動画編集機能が使えるだけでなく、アプリ内のBGMはすべて商用利用可能。
また、有料版にアップグレードすれば「Adobe Fonts(アドビフォント)」から数千ものフォントを足すことができます。
無料プラン | あり |
---|---|
有料プラン | ●モバイルアプリ利用のみ 月額:540円 年額:3,720円 ●Premiere Proの利用も含むプラン 月額:4,980円 年間契約の月額払い:3,280円(1年間継続した毎月の支払) |
動作環境 | iOS、Android、Web |
商用利用 | 〇商用利用可 |
有料プランの メリット |
|
総合得点 | 15/20(操作性:3、機能の豊富さ:4、素材の豊富さ:3、安全性:5) |
提供会社名 | Adobe |
「Adobe Premiere Rush」に関するネットのクチコミ
- ポジティブな意見
-
- アプリ内のBGMはすべて商用利用可能なので安心して使える
- カメラ機能も内蔵されているので、撮影から編集まで、これひとつで対応できて便利
- アドビ製品のユーザーなら、デスクトップ版の「Premiere Rush」や「Premiere Pro」との連携ができて便利
- 日本語でのサポートがあり安心
- ネガティブ寄りの意見
-
- モバイル版だけの契約だと、デスクトップ版との連携ができない
- 自分のスタイルに合った編集を始めたいとき、どの画面から始めればよいか少し迷子になる
- ヘルプページがアプリ内になく、外部のWebページに飛ばされる仕様のため、アプリとブラウザ間で行ったり来たりが発生する
以下の動画では、Premiere Rushの基本操作がわかりやすく紹介されています。
4.【Adobe Express】動画だけでなく画像もつくれる万能アプリ
Adobe Expressは、動画編集だけでなく、写真編集、コラージュ作成、グラフィックデザインなど様々なことができる万能アプリです。
デザインセンスがなくても、テンプレートから好きなものを選ぶだけで、それなりに良い感じの動画が完成するので、とても便利。
そして何より、Adobe Expressを提供している会社は「Photoshop」や「Premiere Pro」などで有名なAdobeです。
歴史ある企業が提供しているアプリならではの信頼感は、他には代えがたいものです。
無料プラン | あり |
---|---|
有料プラン | 月額:1,180円 |
動作環境 | iOS、Android、Web |
商用利用 | 〇商用利用可 |
有料プランの メリット |
|
総合得点 | 16/20(操作性:3、機能の豊富さ:3、素材の豊富さ:5、安全性:5) |
提供会社名 | Adobe |
「Adobe Express」に関するネットのクチコミ
- ポジティブな意見
-
- テンプレートを使った動画編集なので、素材を当てはめるだけで動画が完成する
- デザインセンスがなくても、テンプレートから好きなものを選んでつくれば、それなりの動画ができる
- 画像素材サービスの「Adobe Stock」の素材が一部無料で使えるのはありがたい
- 動画編集以外にも写真編集、コラージュ作成、グラフィックデザインなど様々なことができる
- ネガティブ寄りの意見
-
- 日本語が似合わないテンプレートがある
- テンプレートに依存する部分が大きく、ほかのアプリと比べると、自由に動画を編集するのが難しい
- オフラインだと編集できず、アプリも開けない
以下の動画では、Adobe Expressのデザインテンプレートをもとに動画編集をする方法が解説されています。
5.【Filmora】AIの力で初心者でもカンタンに動画を作成
Filmoraは、AI機能に強みを置く、初心者でも使いやすい動画編集アプリです。
AI機能を使えば、動画や画像を生成してくれたり、BGMとBGMの間もきれいにつないでくれたりします。
また、著作権フリーの楽曲が1,000曲以上あるため、音楽に困ることもないでしょう。
ただし、無料版では動画にウォーターマークがつくことや、フルHDの書き出しに対応していないことが少し気になります。
また、有料プランで使える機能を無料プランで試すことができないため、契約して使ってみるまで、機能の使い勝手がわからないのも少しネックです。
無料プラン | あり |
---|---|
有料プラン | ●Proプラン 月額:1,249円 年額:6,299円 買い切り:6,644円 ●Premiumプラン 月額:2,120円 年額:10,660円 |
動作環境 | iOS、Android、Web |
商用利用 | △無料版は商用利用不可 |
有料プランの メリット |
|
総合得点 | 15/20(操作性:4、機能の豊富さ:4、素材の豊富さ:3、安全性:3) |
提供会社名 | Wondershare |
「Filmora」に関するネットのクチコミ
- ポジティブな意見
-
- 著作権フリーの楽曲が1,000曲以上あるので、音楽に困りづらい
- AI機能が豊富で、動画や画像の生成や、BGMとBGMの間もきれいにつないでくれる
- ネガティブ寄りの意見
-
- 有料プランで使える機能を無料プランで試すことができないため、契約して使ってみるまで、機能の使い勝手がわからない
- TikTok風のエフェクトやテンプレートが少ない
- 無料版ではフルHDの書き出しに対応していない
以下の動画では、撮影テクニックからFilmoraを使った動画編集まで、細かく解説されています。
6.【KineMaster】プロクオリティの動画編集をしたいなら
KineMasterは、モバイルアプリながら高度な編集機能を提供するプロ志向のツールです。
レイヤー編集やトランジション、カラー補正といった機能に加え、マルチレイヤーやクロマキー機能も備えており、幅広い編集が可能です。
さらに、豊富なエフェクトや素材が用意されているほか、4K動画のエクスポートにも対応しているという、至れり尽くせりなアプリ。
ただ、操作方法に慣れるまでに時間がかかることや、大規模な動画をつくろうとすると動作が重くなってしまうことがネックです。
無料プラン | あり |
---|---|
有料プラン | 月額:1,000円 年額:5,000円 |
動作環境 | iOS、Android |
商用利用 | 〇商用利用可 |
有料プランの メリット |
|
総合得点 | 15/20(操作性:3、機能の豊富さ:5、素材の豊富さ:4、安全性:3) |
提供会社名 | KineMaster Corporation |
「KineMaster」に関するネットのクチコミ
- ポジティブな意見
-
- PCの動画編集ソフトに引けをとらない機能の充実度で、スマホだけで本格的な編集ができる
- 映画などで使われるような、プロ仕様のエフェクトやトランジションが多い
- 日本語でのサポートがあり安心
- ネガティブ寄りの意見
-
- 機能が多い分、少し動作が重たい
- 最新のトレンドに合ったエフェクトやテンプレートが少ない
- アプリ内の素材やエフェクトを使用するには、KineMaster内のストアからダウンロードが必要で手間がかかる
- 編集画面になると画面が横向きになり、使いづらさを感じる場合がある(縦型動画の編集は可能)
以下の動画では、KineMasterを使った動画制作の基本操作がわかりやすく解説されています。
7.【Promeo】PR担当者やマーケターに人気の動画編集アプリ
Promeoは、PR担当者やマーケターに人気の広告用動画作成アプリです。
豊富なテンプレートと素材ライブラリが揃っており、初心者でも手軽に高品質な動画を作成できるほか、完成後すぐにInstagramやTikTokに投稿できるのも便利です。
ただし、ほかの動画編集アプリと操作性がまったく異なるため、ほかのアプリを使ってきた人は使いにくいと感じる場合もあるでしょう。
そして何より、有料素材の表示がわかりにくく、知らない間に有料素材を使ってしまっていると、いざ動画の書き出しをする際に有料プランに入らないといけない・・・といった事態に陥ってしまうことにも注意が必要です。
無料プラン | あり |
---|---|
有料プラン | 月額:1,300円 年額:5,000円 |
動作環境 | iOS、Android |
商用利用 | 〇商用利用可 |
有料プランの メリット |
|
総合得点 | 14/20(操作性:5、機能の豊富さ:2、素材の豊富さ:4、安全性:3) |
提供会社名 | CyberLink |
「Promeo」に関するネットのクチコミ
- ポジティブな意見
-
- SNS向けのテンプレートが豊富で、おしゃれな動画が簡単につくれる
- 動画編集スキルがなくても高品質な動画がつくれる
- 多機能すぎず、シンプルなので使いやすい
- ネガティブ寄りの意見
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- ほかの動画編集アプリと操作性がまったく異なるため、ほかのアプリを使ってきた人は使いにくい
- 長尺の動画をつくるのには不向き
- 有料素材の表示がわかりにくく、知らない間に有料素材を使ってしまっていると、いざ動画の書き出しをする際に有料プランに入らないといけない事態に陥る
8.【Quik】アクションカメラで撮影された動画編集が得意
Quikは、アクションカメラで有名なGoProが提供する動画編集アプリです。
GoProのアプリらしく、アクションカメラで撮影された素材の編集に強みを発揮します。
とくにGoProとのシームレスな連携により、撮影後すぐにデータをインポートし、編集を開始できるのも大きな魅力。
豊富なテンプレートが用意されているほか、音楽と映像を自動でシンクロさせる機能も備えており、SNS向けの短い動画制作に最適です。
ただし、カスタマイズの自由度やつくれる動画の長さに制限があるため、動画の内容にこだわりたいユーザーは物足りなさを感じることがあるかもしれません。
無料プラン | あり |
---|---|
有料プラン | ●Quikプラン 年額:1,080円 ●Premiumプラン 月額:600円 年額:6,000円(初回のみ50%オフ) ●Premium+プラン 年額:16,000円 |
動作環境 | iOS、Android |
商用利用 | 〇商用利用可 |
有料プランの メリット |
|
総合得点 | 14/20(操作性:5、機能の豊富さ:2、素材の豊富さ:3、安全性:4) |
提供会社名 | GoPro |
「Quik」に関するネットのクチコミ
- ポジティブな意見
-
- GoProカメラとの連携がスムーズで、GoProで撮影した動画をすぐにアプリにインポートして編集できる
- 音楽に合わせた自動編集機能がとても優秀で、勝手にかっこいい動画をつくってくれる
- 録画した動画や撮影した画像をインポートするだけで、さくっといい感じに動画をつくってくれる
- ネガティブ寄りの意見
-
- 自動編集に頼ることになるため、細かいテロップの編集やクロマキー合成といった高度な編集は難しい
- 編集機能が不足しているため、長尺動画の編集には不向き
以下の動画では、Quikの基本操作から編集方法までわかりやすく解説されています。
9.【Canva】おしゃれなテンプレートが豊富
CanvaもAdobe Expressと同じく、動画編集だけでなく、写真編集、コラージュ作成、グラフィックデザインなど様々なことができる万能アプリです。
Canvaはおしゃれなテンプレートが多いため、デザインセンスがない人でも、SNS受けする動画をつくりやすいのが強みです。
ただし、おしゃれなテンプレートが多い一方で、多くの人が同じテンプレートを使ってしまうことで、他人とデザインが被ってしまう恐れはあります。
無料プラン | あり |
---|---|
有料プラン | 月額:1,180円 年額:11,800円 |
動作環境 | iOS、Android、Web |
商用利用 | 〇商用利用可 |
有料プランの メリット |
|
総合得点 | 14/20(操作性:3、機能の豊富さ:3、素材の豊富さ:4、安全性:4) |
提供会社名 | Canva Pty Ltd |
「Canva」に関するネットのクチコミ
- ポジティブな意見
-
- 無料で使える画像素材やBGMが豊富で使いやすい
- おしゃれな動画テンプレートが豊富で、文字や画像を当てはめるだけでサクッといい感じの動画を作成できる
- 動画編集以外にも写真編集、コラージュ作成、グラフィックデザインなど様々なことができる
- ネガティブ寄りの意見
-
- 細かいタイミング調整やキーフレームによる編集ができないため、本格的な動画編集には不向き
- おしゃれなテンプレートは多いが、多くの人が同じテンプレートを使ってしまうことで、他人とデザインが被ってしまう恐れがある
- オフラインだと編集できず、アプリも開けない
以下の動画では、Canvaを使った動画編集の手順がわかりやすく紹介されています。
10.【PowerDirector】長尺動画の編集にも強い硬派なアプリ
最後にご紹介するPowerDirectorは、PC用動画編集アプリと同等の編集機能を備えたアプリです。
映像クリエイターやYouTuberにも支持されており、クロマキー、4K編集、速度調整といったプロ向けの機能を使えるのが魅力です。
ただし、無料版では出力時にウォーターマーク(ロゴ)が表示される点には注意してください。
また、ネットのクチコミで見かける、音ズレや書き出しエラーなどのバグが比較的多いという意見は気になります。
無料プラン | あり |
---|---|
有料プラン | 月額:550円 3か月:1,080円 年額:3,800円 |
動作環境 | iOS、Android、Web |
商用利用 | 〇商用利用可 |
有料プランの メリット |
|
総合得点 | 14/20(操作性:3、機能の豊富さ:4、素材の豊富さ:4、安全性:3) |
提供会社名 | CyberLink |
「PowerDirector」に関するネットのクチコミ
- ポジティブな意見
-
- 日本語フォントの数が多く使いやすい
- PC版との連携が可能で、スマホ版で編集したあとでPCでも作業できる
- 公式の解説動画がYouTubeチャンネルに数多く公開されており、そのチャンネルを見れば大抵のことは解決できる
- 日本語でのサポートがあり安心
- ネガティブ寄りの意見
-
- フォントを変えようとすると重くなる
- ほかのアプリと比べると、音ズレや書き出しエラーなどのバグが多い
以下の動画では、PowerDirectorの基本的な操作がわかりやすく解説されています。
自分に合った動画編集アプリを見つけて、あなたの物語を映像に
この記事では、動画編集アプリを選ぶポイントから、オススメの動画編集アプリを10選ご紹介しました。
あなたに合ったアプリは見つかりましたか?
アプリの機能や使いやすさはもちろん重要ですが、それぞれのアプリに用意されているデザイン素材やBGMからお気に入りのアプリを選ぶのオススメです。
ぜひ、愛着をもって使い続けたくなるようなアプリと出会ってくださいね。
今後もこの記事では、新しいアプリやアップデートの情報をもとに内容を更新していきます。
ぜひ定期的にチェックしていただけるとうれしいです。