「初心者でもプロっぽい画像をカンタンに作成できる、画像生成AIツールを知りたい」
「セキュリティ対策が万全で、長期的に商用利用できるのか知りたい」
「まずは無料もしくは安価で試せて、サクッとカンタンに操作ができるツールが知りたい」
プロっぽいデザインをサクッと作りたいときや、独自の広告やマーケティング素材をカンタンに作成したいときに、画像生成AIツールが役に立ちます。
ただ、 初心者の方にとっては、どのようなツールを選べばよいかわかりにくいですよね。
この記事では、初心者の方が失敗せずに画像生成AIツールを選ぶためのポイントを丁寧に解説します。
これまで画像選びに迷っていた時間をグッと短縮して、自分にピッタリのツールでクリエイティブの第一歩を踏み出しましょう!
- ビジネスでの使用に最適な画像生成AIツール「Adobe Firefly」
- コスパに優れた画像生成+加工ツール「MyEdit」
- 無料でもたくさん試せる、生成AI体験に最適「Microsoft Designer」
- 画像生成AI+使いやすいデザインツール「Fotor」
- 簡単操作で充実したAI機能を体験「PicWish」
- 多彩な編集ツールと画像生成AIでデザイン制作「Picsart」
- 画像生成AI+テンプレート豊富なデザインツール「Canva」
- LoRAを使った魅力的なイラストの生成に「SeaArt」
- Stable Diffusionモデルの高品質な画像生成「DreamStudio」
- 幅広いアートスタイルの表現をするなら「Midjourney」
近年の画像生成AIは大きな進化を遂げており、ビジネスやクリエイティブ分野での活用が急増しています。
そして、数多くのツールが提供されている今だからこそ、目的や用途に合わせて最適なツールを選ぶことが重要です。
今回ウェブライダーマガジン編集部では、数々の画像生成AIツールを実際に使用し、独自にリサーチを実施。各ツールの機能や使い心地を調査しました。
今回の記事では上記の表のように細かく調べ上げた情報を、できるだけわかりやすくまとめています。
実際の調査では、以下の14のアプリについて調査し、その中から10のアプリを厳選しました。
実際に調査をした14のアプリ
Adobe Firefly、MyEdit、Microsoft Designer、Fotor、PicWish、PicsArt、Canva、SeaArt、DreamStudio、Midjourney Web版、MiriCanvas、PixAI.Art、Stable Diffusionオンライン、PICSOROBAN
さっそく、オススメの画像生成AIアプリについて紹介していきたいところなのですが、まずは、画像生成AIアプリを選ぶポイントについてお話ししておきます。
以下の視点をもっておけば、画像生成AIに失敗することはなくなるはずです。
アプリごとの機能を詳しく紹介する前に、まずは使用難易度やAIの精度といった基本情報を一覧表でお見せします。
今回は初心者でも簡単に使える人気の動画編集アプリを10個厳選し、表にまとめました。
画像生成AIアプリの比較表
難易度:習得のしやすさ
メニュー:設定方法の豊富さ
精度:指示に対する破綻の少なさ
安全性:著作権侵害への配慮
※スマートフォンやタブレットで閲覧している場合、表は横にスクロールしてご覧いただけます。
アプリ名 | 総合評価 | 評価内容 | 商用
利用 |
日本語
対応 |
---|---|---|---|---|
Adobe Firefly
オススメ
ビジネスでの使用に最適な画像生成AIツール Adobe Express・Photoshop初心者からプロまで、様々なデザイン制作に |
15.5 | 〇 | 〇 | |
MyEdit
コスパに優れた画像生成+加工ツール |
12 | △ | 〇 | |
Microsoft Designer
オススメ
無料でもたくさん試せる、生成AI体験に最適 |
10.5 | △ | 〇 | |
Fotor
画像生成AI+使いやすいデザインツール |
12.5 | △ | 〇 | |
PicWish
簡単操作で充実したAI機能を体験 |
12.5 | △ | 〇 | |
Picsart
多彩な編集ツールと画像生成AIでデザイン制作 |
12.5 | △ | 〇 | |
Canva
オススメ
画像生成AI+テンプレート豊富なデザインツール |
12.5 | △ | 〇 | |
SeaArt
オススメ
LoRAを使った魅力的なイラストの生成に |
13 | △ | 〇 | |
DreamStudio
Stable Diffusionモデルの高品質な画像生成 |
12 | △ | × | |
Midjourney
幅広いアートスタイルの表現をするなら |
10.5 | △ | × |
※商用可能が「〇」になっていても、プランや使用するモデルによって異なる場合がございます。詳しくはオフィシャルサイトをご確認ください。
上記の表では各アプリの機能やメリットをひと目で確認でき、あなたの目的にピッタリのアプリを見つけるのに役立ちます。 ぜひ、この比較表を活用して、最適なアプリを見つけてみてください。
画像生成AIアプリを選ぶ5つのポイント
画像生成AIには、多くの機能や特性があり、最適なツールを選ぶためにはいくつかの重要なポイントを把握しておくことが大切です。自分の目的や使い方に合ったサービスを選ぶことで、作業の効率が上がり、クリエイティブなアイデアをスムーズに形にすることができます。
具体的なサービスをご紹介する前に、アプリを選ぶ際に確認しておくべき主要なポイントを解説します。選び方のコツを押さえることで、あなたにピッタリのツールがきっと見つかるはずです。
【ポイント1】使用目的を明確にする
個人で楽しむためなのか、ビジネス用の広告素材を作るためなのか、あるいはアートやイラストを生成したいのかによって、適切なツールが異なります。目的に応じてどの機能や出力形式が必要かが変わるため、使用目的を明確にすることが重要です。これにより、選ぶアプリが自分のニーズに合っているか確認できます。
【ポイント2】生成画像の品質を確認する
ツールによっては、生成できる画像の解像度に制限がある場合があります。とくに、印刷やウェブ用など、用途に応じて適切な解像度が必要な場合には、出力オプションの豊富さも重要です。高解像度画像への対応をチェックしましょう。
【ポイント3】使い心地を試してみる
初心者がつまずきやすいのが、ツールの操作性です。直感的に使えるインターフェースであれば、初めてのユーザーでもストレスなくデザインを始められます。とくに、日本語対応やチュートリアルが充実しているかも確認しておきましょう。また、画像生成のスピードや、プロンプトの入力のしやすさも重要です。これらにより、作業効率が大幅に向上します。画質とスピードのバランスが取れたツールを選ぶことで、時間を無駄にせず高クオリティな成果物を得られます。
【ポイント4】ライセンスの柔軟性と価格プランを確認する
画像生成AIツールには多様な価格プランがあるため、必要な機能に対して適切なプランを選びましょう。定期的な使用が必要な場合は、サブスクリプション型が便利ですが、一回限りの利用には従量課金制が適している場合もあります。また、複数のライセンス形態が用意されているか、チームや組織での利用が可能かも考慮しましょう。
【ポイント5】商用利用や安全性に目を向ける
とくにビジネス用途で利用する場合、商用利用が許可されているかは非常に重要です。アプリの利用規約をしっかり確認し、生成された画像をどのように使えるのかを把握しておきましょう。また、データのセキュリティやプライバシー保護についても注視する必要があります。信頼性の高い企業が提供するサービスであれば、長期的に安心して利用できるでしょう。たとえば、Adobe Fireflyのように商用利用が認められているサービスを選ぶことで、安心して活用できます。
選び方のポイントを確認したところで、いよいよ具体的なアプリをチェックしていきましょう。
今回は、初心者でも簡単に使えるものから、プロの現場で活用できるものまで、厳選した10個の画像生成AIツールをご紹介します。
設定項目が充実していてすぐに使えるアプリから、細かいカスタマイズができる高機能なアプリまで、さまざまなニーズに対応したものをまとめましたので、ぜひご覧ください。
オススメの画像生成AIアプリ 10選
1.ビジネスでの使用に最適な画像生成AIツール「Adobe Firefly」
Adobe Fireflyは、 Adobe(アドビ)が提供する革新的な生成AIツールです。アイデアを迅速に形にしたいときはもちろん、背景の変更やオブジェクトの追加も直感的に操作でき、プロフェッショナルな仕上がりを簡単に実現できます。
また、安全に商用利用できるように設計されている点も、生成AIサービスを使ううえで欠かせないポイント。クリエイターにとって、実用面でとくに有益なサービスとなっています。
ちなみに、無料プランでも一定のクレジットで試すことができるので、まずは手軽に試してみることをオススメします。高品質なデザインがあっと言う間に作れるので、その圧倒的な使いやすさをぜひ体感してみてください。
Adobe Fireflyでは、テキストプロンプト以外のメニューから設定できる項目が豊富で、直感的に画像を生成できます。
また、自分の所持している画像をアップロードして、求めているイメージに近づける手段が豊富な点も、このツールならではのポイント。思い描いた画像を生成しやすく、痒い所に手が届く工夫が随所に散りばめられています。
その他、ギャラリーから他の人が生成した画像を確認したり、生成に使用したプロンプトをそのまま使用したりできるので、初めて扱う方でもプロンプトの設定を学びやすいのが魅力です。
さらに、設定できるスタイルの種類が多く、組み合わせて設定することで、新しいスタイルを表現することも。ちなみに画像生成後に要素を消したり、置き換えたりと柔軟な調整も可能なので、違和感のある部分もすぐに修正できます。
こんなユーザーにオススメ
Fireflyはどんな方にもオススメできる、強力で便利な生成AIツールです。直感的な操作で、プロフェッショナルなデザインを素早く完成させ、コストや時間を大幅に削減できるため、様々なプロジェクトで役立ちます。
デザインの提案やコンセプト制作はもちろん、作業スピードが向上することで、プロジェクト全体の効率化も期待できるでしょう。さらに、著作権侵害のリスクが低く、生成した画像をそのまま商用利用できるので、誰でも安心して使えるのが大きな魅力です。
以下の動画では、Adobe Fireflyでテキストプロンプトとメニューの設定を使って画像を生成する方法がわかりやすく解説されています。
なお、Adobe Fireflyは単体でも使用できますが「 Adobe Express」や「 Adobe Photoshop」を契約すると毎月もらえるクレジットでも使用できます。さらに両製品とも連携可能で、例えばAdobe Fireflyで作成したイラストをAdobe Expressに送り、Adobe Expressのテンプレートと組み合わせたり、デザインをアレンジしたりすることも可能です。
生成AI+簡単操作のデザインアプリ「Adobe Express」
様々なSNS画像やSNS動画、ポスター等の制作ができるデザインアプリ「
Adobe Express」。
Web版Fireflyとほぼ同じ機能が使えるので簡単に画像を生成できます。
また、PC・スマホ共にUIがシンプルでわかりやすい点も大きな魅力。初心者でもハイクオリティなデザインをサッと作ることができます。
こんなユーザーにオススメ
Adobe Expressは、デザイン初心者や短時間でプロフェッショナルなデザインを作成したい方にオススメです。簡単な操作で、SNS投稿用の画像やポスター、フライヤーなどを素早く作成でき、豊富なテンプレートやデザイン素材を使って、デザインの知識がなくても美しい作品を仕上げられます。とくにSNSの投稿をよく行う方や、個人事業主の方には強力なデザインツールになります。手軽に質の高いデザインを実現したい方は、ぜひAdobe Expressを活用してみましょう。
以下の動画では、Adobe Expressの生成AI機能が初心者向けに解説されています。
大胆な加工から、繊細な調整まで可能なプロツール「Adobe Photoshop」
世界中のデザイナーやアーティストが使用する画像編集アプリ「
Adobe Photoshop」。
Photoshop上ではWeb版Fireflyとほぼ同じ機能が使えて、簡単に画像生成ができます。
こんなユーザーにオススメ
Adobe Photoshopは、プロフェッショナルな画像編集やデザインを必要とする方にオススメです。生成AI機能をはじめ、高精度のレタッチ機能やレイヤー機能を活用することで、写真の細かい修正や複雑なデザインも自在に行えます。広告制作や印刷物、Webデザインなど、細部にこだわった作品作りが求められるシーンでとくに活躍します。高品質の成果を追求する方に最適なツールです。
以下の動画では、Adobe Photoshopの生成AI機能の使い方と、どんなシーンで使用するかが解説されています。
金額プラン |
無料(Adobe Firefly・Express)
25 生成クレジット/毎月 透かしあり Firefly 100生成クレジット/ 毎月 680円/月 6,780円/年 CCコンプリート 1,000生成クレジット/毎月 7,780円/年間プラン月払い Photoshop単体 500生成クレジット/毎月 3,280円/月/年間プラン月払い Express 250生成クレジット/毎月の 1,180円/月 |
---|---|
学習元 | Adobe Stock のライセンス取得画像
パグリックドメイン オープンライセンス 『Adobe Firefly Camp みんなで学ぼう生成AIと著作権!』ダイジェスト&参加者からの質問への回答 |
商用利用 | 商用利用可能
Adobe Firefly webアプリに関するよくある質問 |
提供会社名 | Adobe Inc. |
提供形態 |
Adobe Firefly
ブラウザ Adobe Express ブラウザ、インストール型、モバイルアプリ Adobe Photoshop ブラウザ、インストール型、モバイルアプリ ※提供形態によって一部機能が異なります |
動作環境 | Windows、Mac |
Adobe Fireflyの特徴
- 推薦者の声
-
- ノンデザイナーでも気軽に魅力的な画像を作成できる
- 画像生成だけでなく、生成塗りつぶしで部分的な調整ができて便利
- プレゼン資料の挿絵や、素材探しの手間が削減できて助かる
- 著作権の問題をクリアした素材で学習されており、ビジネスでの利用も安心
- 注意点
-
- 顔の表情が不自然で、指示と異なる表情になることがある
- 手の描写が破綻したり不自然な表現になることがある
- 複雑な要求や細かい指示に対応できない
- 複数の要素を組み合わせた画像の生成が不自然
2.コスパに優れた画像生成+加工ツール「MyEdit」
MyEditは手頃な価格で使える画像生成ツールです。月額プランでは、クレジットを使い切った後も低速モードで引き続き画像を生成できるため、コストパフォーマンスも抜群。デザイン初心者やフリーランサー、個人事業主にとって、短時間でプロフェッショナルなデザインを作成できる点が魅力です。
とくに、AIを活用した人物の顔や服装の自動入れ替え機能、画像の解像度を上げる機能などは、商品写真やプレゼン資料を見栄え良く仕上げるのに役立ちます。
設定項目が少ない分、シンプルでわかりやすいUIが特長です。
ちなみに、参考画像から「ポーズ」や「構図」の設定をすることもできます。
日本アニメ風のスタイルは用意されていませんが(※2024年10月現在)、スタイルは更新されることもあり、今後追加されることに期待です。
その他、画像から英語のプロンプトを作る機能があり、プロンプトを考えるのが苦手な方でも使いやすいアプリです。
こんなユーザーにオススメ
MyEditは、リーズナブルな価格で使える画像生成ツールです。魅力的なビジュアルを短時間で作成できるため、忙しくなりがちなマーケティング担当者にもオススメです。
また、クレジットを使い切っても低速モードで画像生成を続けられるため、コストを抑えつつ生成AI機能を使いたい場合にも役立ちます。豊富な画像加工機能とあわせて活用すれば質の高いデザインに仕上げられるため、デザイナーの方もぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
以下の動画では、MyEditのプランや各AI機能について、わかりやすく解説されています。
金額プラン | 1クレジット1枚生成
1度の生成で4枚生成する時は3クレジット 画像編集プラン 300クレジット/月 580円/年間プラン月払い (速度は遅くなりますがクレジットを使い切っても使用可能) 画像編集proプラン 500クレジット/月 980円/年間プラン月払い (速度は遅くなりますがクレジットを使い切っても使用可能) 追加クレジット購入 50 クレジット:1,500円 100 クレジット:2,600円 200 クレジット:4,800円 500 クレジット:10,000円 1,000 クレジット:18,000円 2,000 クレジット:32,000円 プレミアムユーザーは50%OFF |
---|---|
学習元 | – |
商用利用 | 基本的に商用利用可能
AI 画像・イラスト自動生成についてのQ&A |
提供会社名 | CyberLink |
提供形態 | ブラウザ |
動作環境 | Windows、Mac |
MyEditの特徴
- 推薦者の声
-
- テキスト入力だけで直感的に画像を作成できる
- 画像生成だけでなく、高画質化や音声編集など多彩な機能が使えて便利
- AIアバター作成、背景透過、オブジェクト除去など様々な事ができて嬉しい
- AI技術による画像のノイズ除去や手振れ補正が優秀
- 有料プランでも比較的リーズナブルな価格設定で嬉しい
- 注意点
-
- 無料だと、1日3回までしか画像生成ができない
- 複雑な指示に対して意図した通りの画像が生成されにくい
- 細部の表現が不自然になりがち
- 日本語プロンプトでの精度が英語に比べてやや劣る
3.無料でもたくさん試せる、生成AI体験に最適「Microsoft Designer」
Microsoft Designerは、AIを活用したデザイン生成ツールで、とくにシンプルなデザイン作業を効率よく進めたい方に最適です。例えば、SNSの投稿画像や招待状などを、素早く簡単に作成できます。プロンプトを入力するだけで、AIが自動でデザインを提案してくれるため、デザインに不慣れな方でも手軽に利用できるのが魅力です。
なお、テキストプロンプトでほぼすべての設定を行う必要があり、「アニメ」や「水彩」といったスタイルもプロンプトで指定する必要があります。
指示を再現する精度は比較的高いため、初心者にも扱いやすいアプリです。
また、画像生成後に背景のぼかしや色味の調整が簡単にできるのも嬉しいポイント。
ただ、プロンプトによっては意図しないテイストのデザインになってしまったり、日本語の配置がおかしくなってしまったりする時があるので、試行錯誤が必要です。
その他、プロンプトを強化するボタンがあり、情景の細部を自動で追加してくれる機能も。
プロンプトを考えるのが苦手な方のサポートや、アイデア出しに最適です。
こんなユーザーにオススメ
コストパフォーマンスが優れており、無料で利用できるので、中小企業や個人ユーザーにとって大きな魅力です。また、AIを使って簡単なデザインが作れるので、ちょっとしたデザイン制作にもオススメです。
以下の動画では、Microsoft Designerや画像生成AI機能だけのImage Creatorの使い方がわかりやすく解説されています。
金額プラン | 1度の生成で、1ブースト1~4枚生成
ブーストが切れると速度は下がるものの生成可能 無料 15ブースト/日 Microsoft Copilot Pro 100ブースト/日 3,200円/月 |
---|---|
学習元 | DALL-E |
商用利用 | 明確に禁止はしていません
Microsoft DesignerのImage Creatorは現在商用利用が可能ですか? Designerの商用利用について |
提供会社名 | マイクロソフト コーポレーション |
提供形態 | ブラウザ、インストール型、モバイルアプリ |
動作環境 | Windows、Mac |
Microsoft Designerの特徴
- 推薦者の声
-
- Microsoftアカウントがあれば誰でも無料で利用できる
- AIによる画像生成機能が優秀で、プロ並みの画像を作成可能
- 直感的な操作で、デザインスキルがなくても簡単に使える
- アイデアがあれば具体的なイメージがなくても作成できる
- 注意点
-
- スタイルの設定など直感的なメニューが不足している
- 日本語に最適化されたテンプレートの種類が限られている
- 細部の表現が不自然になることがある
- 商用利用に関する制限が不明確
- デザインツールとしては、他の類似ツールと比較して機能面で劣る点がある
4.画像生成AI+使いやすいデザインツール「Fotor」
Fotorは、AI技術を駆使した多機能な画像編集・デザインツールです。
写真の解像度向上や背景削除など、シンプルな操作で多様な編集が可能です。
とくに「消しゴムマジック」機能は、不要なオブジェクトをワンクリックで消去できて非常に便利。 さらに、AIを使った髪型の変更やアート効果の追加も可能で、デザインの幅を大きく広げられます。
画像生成のメニューは、テキストプロンプトとスタイルの指定のみで初心者でも使いやすいインターフェースが特徴です。
一方でスタイルの種類はそう多くなく、選ぶスタイルによっては指先など細かい造形がうまく生成できないケースも。理想のシーンや構図を実現するには、試行錯誤が必要です。
Fotorでは、生成した画像をコミュニティサイトで公開できます。開催中のチャレンジに参加すると、クリエイティブなコンテストを楽しみながら生成クレジットを獲得することも可能です。また、コミュニティ内では他のユーザーが作成したプロンプトを参考にできるので、気になる方はぜひアクセスしてみてくださいね。
こんなユーザーにオススメ
商品画像を編集してSNSに投稿する場合や、プレゼンテーションやマーケティング資料などのデザイン制作時に、高品質な画像を生成し同じアプリでデザインもできるため、時間の節約になります。
また、コストパフォーマンスが高く、個人や中小企業でも気軽に利用できる点が魅力です。
高度な編集作業を必要としないデザイン業務であれば、Fotorは強力なサポートツールとなるでしょう。
以下の動画では、Fotorを使った画像が生成されるまでの流れが紹介されています。
金額プラン | 1クレジット1枚生成
Pro 100クレジット/月 4,399円/年 Pro+ 300クレジット/月 9,999円/年 |
---|---|
学習元 | – |
商用利用 | Pro、Pro+版は商用利用可能
商用利用 AIで生成された画像は市販されていますか? 所有権はありますか? |
提供会社名 | Everimaging Science and Technology Co., Ltd |
提供形態 | ブラウザ、インストール型、モバイルアプリ |
動作環境 | Windows、Mac |
Fotorの特徴
- 推薦者の声
-
- 明るさやコントラストの調整、フィルター適用など画像編集ツールも豊富に揃っている
- ユーザーの写真をAIが分析し、独自のアートスタイルに変換する機能が便利
- 有料プランでもリーズナブルな価格設定で嬉しい
- 注意点
-
- 無料版では1日の生成回数や利用可能な機能に制限がある
- 商用利用には有料プランへの加入が必要
- 複雑な指示に対応できない場合がある
5.簡単操作で充実したAI機能を体験「PicWish」
PicWishは、初心者向けのシンプルなインターフェースが特徴の画像編集ツールです。直感的でわかりやすいUIにより、特別なスキルがなくても、背景のぼかしや切り抜き、解像度の向上など、様々な編集が簡単に行えます。
さらに、AIを活用した高解像度画像の生成や顔のリタッチ機能も充実しており、SNSやビジネス向けのビジュアル作成に最適です。
画像生成メニューで選べるスタイルの種類は少ないものの、実際に使用してみるとスタイルの再現度は比較的高い印象を受けました。設定項目が少ない分、UIが洗練されており、操作がシンプルでわかりやすいため、初心者でも簡単に画像を生成できます。
また商品や人物を自動で切り抜き、背景を生成する機能も備えているため、加工にも優れています。
こんなユーザーにオススメ
オンラインショップの運営者やデザイナーなど商品画像を鮮明にしたいとき、PicWishを使えば、低解像度の写真を高品質に変換できます。
さらに、背景透過のバッチ処理機能を活用することで、複数の画像を一度に処理でき、作業時間を大幅に節約できます。
以下の動画では、PicWishで背景を透過し、新たな背景画像を生成する流れが紹介されています。
金額プラン | AI画像生成 3-7クレジット/画像
1度の生成で、12クレジット4枚生成 Pro会員 90クレジット/週 950円/週 Pro会員 450クレジット/月 1,350円/月 Pro会員 450クレジット/月 8,800円/年 追加クレジット購入 300クレジット 2,900円 1,000クレジット 6,500円 5,000クレジット 8,600円 11,500クレジット 1,3520円 |
---|---|
学習元 | – |
商用利用 | 商用利用可能
よくある質問 |
提供会社名 | Wangxu Technology Co., Ltd. |
提供形態 | ブラウザ、インストール型、モバイルアプリ |
動作環境 | Windows、Mac |
PicWishの特徴
- 推薦者の声
-
- AI画像生成の他に切り抜きや高画質化、白黒写真のカラー化など、多彩な機能が便利
- 初心者からプロまで、誰でも簡単に画像を作成できる
- 生成された画像は個人・商用問わず利用可能で嬉しい
- 注意点
-
- 無料版では機能や使用回数に制限があり、有料プランへの移行が必要な場合が多い
- 生成される画像の品質が不安定なことがある
- 複雑なプロンプトに対する理解度が低いことがある
6.多彩な編集ツールと画像生成AIでデザイン制作「Picsart」
Picsartは、誰でも簡単に画像や動画編集を楽しめる、AIベースのクリエイティブツールです。
豊富なテンプレートやステッカーを使って、SNS向けのビジュアルやビジネス用途のデザインを手軽に作成可能です。AIが背景の削除や画像補正などを自動化してくれるため作業効率がよく、初心者からプロまで幅広いユーザーに利用されています。
また、バッチ編集機能を使えば、大量の画像を一度に処理することができ、効率的なワークフローをサポートしてくれます。
なお、Picsartは画像生成AIだけでなく、SNS投稿用の画像やサムネイルなどの制作機能も兼ね備えています。テキストプロンプトとスタイルを設定するだけのシンプルでわかりやすいメニューが特徴で、初心者でも簡単に生成が可能です。
スタイルの種類も豊富で、組み合わせて設定することで、個性的なデザインを表現できます。また、動画生成機能も搭載しているため、幅広いクリエイティブ制作に対応できるでしょう。
こんなユーザーにオススメ
デザイナー初心者や、コストを抑え簡単に広告用のデザインを作りたい方にオススメです。
金額プラン |
Picsart Plus
10クレジット/日 541.66円/月 年契約 Picsart Pro 50クレジット/日 800円/月 年契約 |
---|---|
学習元 | – |
商用利用 | 商用利用可能
AI によって生成された画像は商用利用できますか? |
提供会社名 | Picsart |
提供形態 | ブラウザ、インストール型、モバイルアプリ |
動作環境 | Windows、Mac |
Picsartの特徴
- 推薦者の声
-
- 画像生成AIのインターフェースが直感的で、初心者でも簡単に操作できる
- 画像生成AIに加え、デザインツールや加工に適した多彩なエフェクトが便利
- 様々なデザインテンプレートが用意されており、SNS投稿やバナー作成などでも使える
- 注意点
-
- 無料版では一部機能や使用回数に制限がされており、フル機能を使うには課金が必要
- 機能が多すぎて、複数の機能を使う際に初心者では操作が複雑に感じる
7.画像生成AI+テンプレート豊富なデザインツール「Canva」
近年注目が高まっている、シンプルで使いやすいデザインツール「
Canva」。
デザインに精通した方はもちろん、デザインの専門知識がない方でも手軽に使える点が魅力です。
Canva上には多様なテンプレートや素材が揃っており、SNS投稿画像やプレゼンテーション資料、チラシなど、様々なタイプのデザインを簡単に作成できます。
また、生成AI機能も搭載されており、プロフェッショナルな仕上がりを求める際にも役立ちます。
AIを使用した機能では、画像生成の他に背景切抜きや加工など豊富なツールが使用できます。
なお、生成AIのメニューは「画像」「グラフィック」「動画」とカテゴリが分かれており、目的に合わせて効率よく生成できる点も嬉しいポイント。参照できるスタイルの種類そのものは豊富ではありませんが、一方でスタイルが限られている分、選択したスタイルにテイストを寄せやすいメリットもあります。
また、シネマグラフのような画像の一部を動かす動画も生成でき、対応できる処理や加工の幅広さが強みです。
こんなユーザーにオススメ
生成AIを使って初めてデザインに挑戦する方に、とくにオススメのツールです。
操作が簡単で、初心者でもすぐに高品質なデザインを作成できます。
また、マーケティング担当者や個人事業主など、キャンペーン用のビジュアルを短時間で仕上げたい方にも、Canvaの豊富なテンプレートと生成AIは強力な味方になってくれるでしょう。手軽なカスタマイズでプロフェッショナルな仕上がりが実現できるのは、Canvaの大きな強みです。
以下の動画では、Canvaの画像生成AI機能や、デザイン制作に便利なAI加工機能が初心者にもわかりやすく解説されています。
金額プラン | 1度の生成で、1クレジット4枚生成
無料 画像は50クレジット 動画は5クレジット Canvaプロ 画像は500クレジット/月 動画は50クレジット/月 11,800円/年 |
---|---|
学習元 | DALL-E、Imagen の機能を使用
無料のオンラインAI画像生成機能 |
商用利用 | 規約に沿うなら商用利用可能
AIサービスに関する利用規約 Canvaは作成した画像の使用に問題ないことを保証するものではありません |
提供会社名 | Canva Pty Ltd |
提供形態 | ブラウザ、インストール型、モバイルアプリ |
動作環境 | Windows、Mac |
Canvaの特徴
- 推薦者の声
-
- 画像生成AIとデザインツールが一緒になっているので、クリエイティブな作業がスムーズに行える
- 画像生成AI機能の他にもデザイン制作に役立つAI機能が豊富
- 直感的な操作画面で初めての操作でも簡単に使える
- 注意点
-
- 細かなディテールの調整が必要な場合は、他のツールを使って調整する必要がある
- 生成回数に制限があるので、頻繁に使用する場合はプランへ加入する必要がある
8.LoRAを使った魅力的なイラストの生成に「SeaArt」
SeaArtは高品質な画像生成AIサービスです。大規模な事前学習済みモデルのファインチューニングに関連する技術「LoRA(Low-Rank Adaptation)」や豊富なモデルを使用して、個別にカスタマイズされた魅力的な画像生成が可能。コントロールネット機能を活用すれば、ポーズの指定や特定のスタイルで画像を生成できます。
生成設定画面に、通常の生成モードとEasyモードがあり、使用者のレベルに合わせた使い方が可能です。
豊富なモデルやLoRAからスタイルを選択できるので、設定にこだわった魅力的な画像を生成できます。
また、生成した画像を元にワンクリックで動画を生成できます。その他、顔の交換や背景除去、人物修復、線画からの画像生成なども行えます。
こんなユーザーにオススメ
SeaArtでは1日最大約150枚の画像を無料で生成できます。そのため、コストを抑えて生成AIを試してみたい方にオススメです。また、広場(コミュニティ)を通して他のユーザーが投稿したプロンプトを確認できるので、生成AIの学習にも最適です。
以下の動画では、SeaArtのサイトについての紹介や、画像生成に必要なメニューについて細かく解説されています。
金額プラン | スタミナの消費量はモデルや作業内容によって変化します
300スタミナ/日 340円/月 年間支払い 700スタミナ/日 1,150円/月 年間支払い 2100スタミナ/日 3,440円/月 年間支払い 3500スタミナ/日 5,700円/月 年間支払い |
---|---|
学習元 | – |
商用利用 | 使用するモデルによって条件がかわります
モデルの詳細からご確認ください |
提供会社名 | STAR CLUSTER PTE. LTD. |
提供形態 | ブラウザ、モバイルアプリ |
動作環境 | Windows、Mac |
SeaArtの特徴
- 推薦者の声
-
- わかりやすいインターフェースで初心者でも使いやすい
- アニメやリアルなど多様なスタイルの画像が生成できる
- 無料でも生成できる画像の枚数が多いので、いろいろと試すのに最適
- 注意点
-
- 不適切な画像が公開ギャラリーに表示されることがある
- 機能が充実しているので、使いこなすのに時間がかかる
9.Stable Diffusionモデルの高品質な画像生成「DreamStudio」
DreamStudioはStable Diffusionを提供している、Stability AIによって開発され、リアルなイラストや抽象的なアートまで幅広いスタイルのビジュアルを簡単に作成できます。
使いやすいインターフェースと高度なカスタマイズ機能が特長で、手軽に高品質なビジュアル制作が可能です。また、生成した画像に対し範囲を選択して再度生成できる機能があり、細かい調整も可能です。
一方でインターフェースが英語ということもあり、やや使いにくさを感じる方も多いかもしれません。また、実際に使った感想としても、日本語より英語プロンプトの方が精度が高いものが生成される印象でした。
こんなユーザーにオススメ
DreamStudioは、画像生成AIに興味があり、英語に抵抗がない方にオススメのツールです。見やすいUIでプロンプトの調整も簡単に行える一方、インターフェースは英語で、英語のプロンプトを使う方がより精度の高い結果が得られる傾向があります。生成速度が速いため、すぐ結果を確認したい方にも向くツールです。
以下の動画では、DreamStudioで画像を生成するのに必要なメニューの機能がわかりやすく解説されています。
金額プラン | 一度の生成で4枚 1~3クレジット前後の消費
1,000クレジット 10$ |
---|---|
学習元 | – |
商用利用 | 商用利用可能
Dream Studio Terms of Service |
提供会社名 | Stability AI |
提供形態 | ブラウザ、モバイルアプリ |
動作環境 | Windows、Mac |
DreamStudioの特徴
- 推薦者の声
-
- 高品質な画像生成が可能で、想像力が広がる
- 使いやすいインターフェースと直感的な操作性
- 注意点
-
- 頻繁に使用するにはコストがかかる
- カスタマイズ性が他のツールに比べて限定的
- UIが英語で日本語のプロンプトだとうまく反映されない
10.幅広いアートスタイルの表現をするなら「Midjourney」
最後にご紹介する Midjourneyは、リアリスティックなアートからファンタジー風のイラストまで、多様なスタイルの画像を生成できる画像生成AIです。商用利用も可能で、有料プランを利用すれば、生成された画像をプロジェクトや商品に活用できます。
ただし、先ほどのDreamStudioと同様にインターフェースが英語のため、少しハードルが高く感じる方も多いかもしれません。また、テキストプロンプトをメインに設定する必要があるため、他のアプリと比べ使い方を習熟する必要があります。
ただし、英語のコミュニティからプロンプトのテキストやタグを参考にできるため、気になる方はコミュニティサイトをチェックしてみましょう。
また、パーソナライゼーションの機能を使えば、好みの画像を覚えさせ、その傾向の画像を生成しやすくすることができます。なお、Midjourneyを利用するには「 Discord(ディスコード)」というチャットツールのアカウントが必要になります。
こんなユーザーにオススメ
Midjourneyは、クリエイティブなビジュアルを作成したい方や、独自のアートスタイルを表現したい方にオススメの画像生成AIです。とくに、ディスコードを使った操作に抵抗がない方に適しています。プロンプトの自由度が高く、細かい調整や独特な表現を求めるクリエイターにとって理想的なツールといえるでしょう。
以下の動画では、Midjourney Web版の設定やパラメーターの使い方がわかりやすく解説されています。
金額プラン |
Basic Plan
10ドル 200枚/月 Standard Plan 30ドル 無制限 高速生成15時間 Pro Plan 60ドル 無制限 高速生成30時間 Mega Plan 120ドル 無制限 高速生成60時間 |
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学習元 | – |
商用利用 | 商用利用可能
企業の収益によって特定のプランへの加入が必要です Terms of Service |
提供会社名 | Midjourney(研究所) |
提供形態 | ブラウザ、Discord |
動作環境 | Windows、Mac |
Midjourney Web版の特徴
- 推薦者の声
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- パラメーターの調整が視覚的にでき、編集機能が充実している
- Discordアカウントなしで利用可能になり、アクセスが簡単
- 生成画像の履歴が残り、プロンプトの参考にしやすい
- 注意点
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- 無料トライアルがなく、有料プランが必要
- UIが英語で日本語のプロンプトだとうまく反映されない
あなたのインスピレーションをAIで実現しよう!
今回は、誰でも失敗せずに画像生成AIツールを選ぶためのポイントと、厳選したオススメのツールを10個ご紹介しました。 どのツールにも異なる魅力と利便性があり、あなたのクリエイティブな作業を助けてくれる心強いアシスタント的存在になるでしょう。
画像生成AIツールは誰でもカンタンに使えて、クリエイティブのハードルを下げ、画像作成の幅を広げてくれます。どのツールを選ぶかは、あなたの表現したいビジョン次第。初心者の方も、まずは試してみてください。
あなたの感性に合った画像生成AIツールを選ぶことで、さらなるインスピレーションが生まれ、クリエイティブな世界が広がります。
画像生成AIツールの力を借りて、あなたの創造性を存分に発揮してみてください。